ContextCaptureユーザーガイド

タイリング

タイリングのオプション

リコンストラクションのタスクをどのように分割するかを選択します。

ContextCaptureは、都市全体という広い範囲の3Dモデルも生成するため、1タイルで出力するのはご使用のコンピュータのメモリでは対応できない場合があります。そのため、タスクを複数タイルに分割することが必要になります。

タイリングのモードは次の4種類です。

  • タイリングなし - リコンストラクションは分割されません。
  • 整列平面グリッド - リコンストラクション処理をXY平面に沿って方眼タイルに分割します。
  • 整列立体グリッド - リコンストラクションを立方体タイルに分割します。
  • 適応タイリング - 目標とするメモリ使用量に合わせてリコンストラクションをタイル分割します。これは非常に不均一な解像度で3Dモデルを再構築する場合に特に便利です。たとえば、いくつかのランドマークの航空写真や地上写真から都市を再構築する場合などです。このような場合、すべての領域に適した整列グリッドサイズを見つけるのは不可能です。

適応タイリング以外のタイリングを使用する場合は、必要に応じてタイルサイズとタイリング原点を設定できます(「詳細オプション」をクリック)。

タイリングは、選択した空間参照系に沿って配置されます。必要な領域の外にあるタイルや、タイポイントが含まれないタイルは無視されます。

デフォルトでは「空タイルの破棄」が適用されます。

注記: どのようにタイル分割されたかを3Dビュー上で表示するには「タイリング表示」のアイコンをクリックしてください。

座標付けされたリコンストラクションでは、タイリングはKMLフォーマットでエクスポートできます(メニューバーの「リコンストラクション」>「タイリング」>「KMLファイルへのエクスポート」の順に選択)。このKMLファイルを標準的なGISツールやGoogle Earthで表示して、空間フレームワークの概観を確認できます。

Google Earthでのタイリング表示

Bing Mapタイルシステム

ContextCaptureでは、Bing Mapタイルシステムに従ってリコンストラクションを実行できます。

リコンストラクションを実行するには、空間参照系の選択でBing Mapsを選択します。